今回は熊本発の天草行きAXH202便に搭乗します!
天草エアラインは“日本で一番小さな航空会社”とも呼ばれ、運用している機材は1機のみ。
なので1つの便で遅れが発生すると心太方式で遅れが出てしまうというハラハラする航空会社です。
今回のフライト概要
まずはじめに、今回搭乗する便の詳細は以下のとおりです。
便名 | AXH202 |
区間 | 熊本 – 天草 |
出発時刻 | 14:50 |
到着時刻 | 15:15 |
使用機材
天草エアライン唯一の機材はATR 42-600。日本では他にJACやHACでも利用されているターボプロップエンジンのプロペラ機です。
天草エアラインのATR 42-600は「みぞか号」の愛称で呼ばれ、親子イルカの描かれた初代「みぞか号」DHC-8のデザインで塗装されています。
私自身、初めてのプロペラ機で乗り心地もとても気になります。
いざ搭乗!
熊本でのひと仕事を終え次の目的地である天草へ向かうために、早速搭乗手続きへ。早速チェックインを行い、久々に紙の搭乗券を受け取りました
飛行機は沖止めのためバスで移動します。
そこに現れたのは「みぞか号」ではなくJAC塗装のATR 42-600。
後々聞いたのですが、この日は「みぞか号」が整備のためJAC共通事業機での運航にでした。
離陸〜着陸
新型コロナウイルスのせいもあるのか、一緒に搭乗したのは10名もいませんでした。
それでも熊本から天草へは車で2時間はかかりますし、どうしても出なくてはならない打ち合わせがあったのでこの時短は本当に助かりました。
14:52頃ほぼ定刻で離陸をしました。短距離路線ということもあり、飛行高度は3800FT程。感覚としてはヘリコプターが飛ぶ高度ぐらいを航行していました。
当日は気流悪くかなり揺れ、これがプロペラ機ということを感じました。
15:01頃、あっという間に天草空港へのアプローチのために降下を開始。なんと離陸から10分程しか立っていません。その後順調に降下して15:08頃天草空港へ着陸しました。着陸後、飛行機から降りてみると天草エアラインや空港職員の方などがお出迎えしてくれました。
熊本から20分とかなり短いフライトでしたが、かなり内容の濃いフライトとなりました。
ユニークな機内の案内
今回、天草エアラインの温かみを感じたのが上の写真のように案内がファイリングされていました。
「イルカのおでかけマップ」が手書きで用意されていて、CAさんの自己紹介やみぞか号の1日のスケジュールなどが天草エアラインの皆さんの温かみを感じました。
機内誌 「イルカの空中散歩」は天草エアラインのホームページからバックナンバーを閲覧することができます。
https://www.amx.co.jp/info_iruka/kinaisi.php
ユニークなサンタコス割
実は天草エアラインはクリスマス前の時期サンタコス割という割引を行っていました。
2020年も実施されていて、私が搭乗した便にも数名のサンタさんが搭乗していました。
熊本-天草間の普通運賃が¥9,000のところサンタコス割を利用すれば¥3,000で乗ることができるという破格の価格で乗ることができるようです。
2020年のクリスマスはすでに終わってしまったので2021年も継続してくれたらと思います。
2020年「サンタこす割」のご利用のお客様へ
https://www.amx.co.jp/news/n_20201021_547.html